本を読むときはあまり下調べをせずあらすじを読んで直感的に本を選ぶことが多いけれど、ここ最近手に取る本手に取る本、似たような共通点があるように感じます。これは読んでみて自分が共通点があるなと思っているからというのがほとんどだとは思いますが、一方で自分で気づかないものを気づかせてくれてるのではと運命的な感じもします。人も本も出逢いは似ている。
ゴルフのラウンドは数えるほどしか回ったことがないですが、ボツワナにもゴルフ場があると知りできるなら回ってみたいと考えてます、yoshiです。
全英女子ゴルフ、日本人が42年ぶりに優勝して日本が湧いております。
弱冠20歳、渋野日向子さんが優勝されテレビでも多く報道されています。
昨日、報道ステーションで行われたインタビューの中からすごいなと感じたことをいくつか。
「最終ホールのバーディーパットを打つ時にどう言ったことを考えていましたか」という質問に対して
「ショート(カップより手前でボールが止まること)になるのはカッコ悪いので、スリーパットになってもいいから、強く打とうと思っていた」という風に回答されていました。
自分であれば優勝が決まるという場面、まずショートになります。
というか、手前に止まっても2打ですむところを、強く打って3打になるのは嫌だと心のどこかで思ってしまいます。
しかし、ショートになるということは確実にボールはカップには届きません。入る確率は0。
だからこそ、渋野さんは強くなってもいいから、ボールがカップに届く方を選んだと思います。
ただ、この割り切りをどれだけの人ができるのでしょうか。
ゴルフに限らず、何か決断に迫られた時に失敗してもいいから勝負をしようと思えるものは持っている決断力は自分にあるのかなと。
多くの人がリスクを減らし確実に取れる道を進むと思います。
しかし、彼女はそうしなかった。
これは彼女にとって、強く打つということをリスクとあまり考えていなかったのではと感じています。
プロになった人全てに言えますが、パターの練習を何万回、何十万回の練習をし、大会で何度も打ち、一打一打を後悔しないようにしようと思うところまで努力をしているのだと思います。
しかし、自分はそこまでの努力をしていないし、自信もないからついリスクが低い方を選んでしまう。
努力に裏打ちされて自信はやはり大切で、どんな場面でも平常心で取り組むということはそれだけでいい結果を生むと思います。
加えて、常に笑顔でプレーされていた、というのも大きいと思います。
どんな状況でも楽しむ気持ち、ギャラリーが応援したくなるような求心力も何においても大切だと感じました。
ゴルフは個人スポーツですが、やはり周りが味方についているというのは気持ちの上で大きなアドバンテージと言えるでしょう。
この1年間の活動を振り返ってみると笑顔で過ごせた事よりも思い悩んでいたことの方が多いです。
それはいろいろな問題がありますが、楽しめてなかったのだと思います。
ただ無理に楽しむというのも難しいので、気持ちは状況に合わせて変化して然るべきです。
ただ願わくは、笑顔が多い活動にしていきたいと改めて感じました。
笑わない人より笑え人に。
さらに笑いを与える人になっていきたいなぁ。