外に出て色々な音を聞いていたら遠くからセミの鳴き声が聞こえた。今までも鳴いていたのかもしれないけれど全く気づかないまま日々を過ごしていた。世の中には当たり前にいろいろな物や音があるのだろうけれど、得てして意識をしないと気づかないものがたくさんある。何気無く過ごすのもいいけれど、何か注意してい日常を楽しむということもまたおもしろき。
スリランカでの生活が夢のようだと感じながら日々過ごしてきましたが、東京でスリランカフェスティバルなるものがあると聞き入ってきました。
まず、フェスティバルに参加して感じたのが、こんなにもスリランカ人は日本にいるのかといこと。
多分来場者は日本人とスリランカ人半々くらいでいたと思うよ。
でもやっぱりスリランカ人は日本にいてもスリランカスタイルで大抵の男性が細身のジーンズにTシャツ。ペアでリーバイスのTシャツ着てる人もいて、
ああ、スリランカでよく見た風景だと懐かしく思えました。
それにスリランカの若者は集団で動くけど、ここでも一緒だったね。
仲間意識の強いスリランカ人の傾向が日本にいても失われてないのはいいことだ。
食べ物もスリランカスタイル
カレーやスリランカでお世話になったコットゥもあり、懐かしさを感じつつ、スプーンをもらったけど食べにくくて手で食べるという。
自分もスリランカスタイルが抜けていなくてよかった、よかった。
スリランカのバス停やガダヤ(お店)でよく見る、ロティもスリランカスタイルで売られていて面白かったし、それを大量に買うスリランカ人を見て、アルアルだなと思ったり、日本にいながら本当にスリランカの雰囲気が味わえた。
少し日本仕様にアレンジされたお店も
スリランカは言わずもがな、紅茶が有名。なので紅茶を提供するお店があったけれど、コールドキリテー(冷たいミルクティー)なるものが売っていた。
スリランカではどんなに暑くてもホットを飲む。
氷を入れるなんて考えられない。けれどここは日本だし、買うのは日本人もいるのでそりゃアイスティーもありますよね。
コールドキリテーを注文して待ってる間、
同期の人と「氷が入ってるなんて考えられないね」と話してたら、
店員さんに「氷いらなかったですか?」と聞かれて
そういう意味じゃなくて少し申し訳なくなるとともに、理由を話すと笑ってくれたのでよかったよかった。
もはや国境を超えた体験
メインステージから少し離れると、小さなステージが2箇所。
そこではベリーダンスやペルーのダンス、阿波踊りやアニソンショーなど入れ替わり行われていてもはやいろんな国文化が体験できる感じになっていた。
1つの空間に色々な文化を体験できるというのは、来場者にとって本当にいい機会。
基本的に来場者はスリランカに興味がある人たちだと思う。だけどそういう人たち、色々な国の文化を知ってもらういい機会だし、そこから興味を持ってもらえると異文化理解に繋がるのかなと。
以上、スリランカフェスからの発見と学びでした。