分科会
国によっては同様の分野のボランティアが有志で分科会というものを作ることがある。分科会の主な目的は個人では行いにくいワークショップや活動を企画し運営していく。
また各自が作成した資料なども共有し活動が行いやすくする。
スリランカではかなり多くの隊員がいて分科会やそのほかの有志の活動も頻繁に行われていたけど、ボツワナは隊員数が少ないのもあって、環境教育の分科会はなかった。
経験上、環境教育はその特性上個人で活動することが難しかったり、急なワークショップを求められることもあるので、情報共有もかねて分科会を行ったほうが活動がしやすいのではと考え、みんなに提案してみた。
するとみんなも協力してくれるということで、すぐに分科会が立ち上げられた。
ちなみに、JICA事務所への申請などは必要がないものの、どういった活動をしていくのか、運営の仕方などは文章にまとめて移出している。
現地業務費と呼ばれる活動費などの申請をスムーズに行うために事務所に対する情報共有が大切だと思っているからである。
なので今回は分科会の立ち上げと運営について話そうと思う。
これはボツワナ環境教育独自の考え方であり、方針なので今後どこかの国で行う際の参考程度にできたらと思っている。
必要事項
1.分科会の目的と運営の方法
2.担当する役職
活動内容
1.近況報告
2.分科会での活動決めと実践
3.情報整理
必要事項1
ボツワナでのルールは簡単に言うと、
情報共有とワークショップ活動をしていくことと個人の活動に負担があるなら活動を止める。という3つである。
最後のルールに関しては、環境教育隊員が定期に派遣されるかどうかわからず、人数が少なくなった時無理に運営する必要がないと感じるのと、国土が広くミーティングするための移動が大変なのでそう言った面でも負担になる場合は活動を停止しようということでまとめている。
必要事項2
ボツワナに関しては、取りまとめ、現地業務費管理やワークショップなどの管理、情報管理の3つの役職を設定している。
情報管理に関しては現地業務費(JICA事務所が活動に必要と許可が下りた道具等の費用を申請できる制度)でHDDを購入したのでその中にデータを入れたり、貸し出しの管理を行ってもらうようにしている。
活動内容に関して
1 各個人が抱えている課題や成果の報告をし各人の活動に生かしてもらう。
2 HDD購入なども活動の1つして決定したり、これから行いたい、廃棄物処理の見学など分科会としての計画を作成し実行していく。
3 上記にあるHDDのの管理など。
ボツワナ分科会は立ち上げたばかりで大きな活動もできていないけれど、みんなやりたいことは多いので大きな活動ができるのではと期待している。
とりあえず、来月は世界環境デーに合わせたワークショップの決定とある隊員のところで期待されている教員向けのワークショップのカリキュラム作りについて話し合って行こうと考えている。