旅LIFE 真っ白な切符

自身のメモ帳 途上国生活で0からどこまでやれるのか 特に内容も決めてないので毎日更新目標に。主には環境、国際協力、教育。one day one pic も目標。

活動の振り返り1

学校と地域での環境意識啓発

ボツワナの環境意識の周辺諸国と比べるとだいぶ低いと言えるかな。

ナミビアケニアなどではポイ捨て禁止の法案があり、道端のゴミはないそうなのだが、ボツワナにはそう言った法律がなくそこかしこにポイ捨てが横行している。

スリランカと比べるとゴミ箱が多いし、土地が広い分そんなに気にならないといえば気にならないけれど。

ただ学校現場や町民への啓発運動をしていないのでこれから人が増え続けていくと、ゴミによる健康被害や景観の悪化は否めないだろう。

 


この考えは学校現場に配属されている小学校隊員も同様な考えだったため、その人の協力を得て初めてボツワナの学校で環境教育を行なった。

テーマはポイ捨てについて

 


構成は

1-ポイ捨て演劇 10分
Aがポイ捨て役。 Bが児童に意見を聞く役

A:ペットボルトの水を飲んで、ポイ捨てをする。

B:子供にこの行為はいいか悪いかを聞き、反応をみる

 

次にゴミ箱にゴミを捨てる。(ゴミ箱が見つからない場合カバンの中にゴミを入れて持ち帰る。)

B; ペットボルトの水を飲んで、(カバンにしまう)ゴミ箱に捨てる。

A:この行為は良いか悪いか児童に聞き反応を見る。

 


ゴミはゴミ箱に捨てられると再利用される。

再利用の例として身近にできる、新聞工作をやってみよう。

2-新聞紙でカバン作り 35分
英訳した作り方を元に新聞紙エコバックを作成

 

2-まとめと片付け 10分

ゴミを片付けようとするか確認する。

今日の学習のゴミはゴミ箱へ。

ゴミ箱が見当たらない場合は、カバンに入れてゴミ箱を見つけたら捨てるように注意喚起する。

 

 


結果的には新聞紙でバック作るの楽しいという感じになって、ポイ捨てやまとめでやる3Rとか記憶に残りづらくなってしまったけど、

座学メインのボツワナの児童に体を使う授業ができただけでも前進。

加えて、バックに布を当ててアレンジして使い続けてくれる子が出た。

これはすごいことで、授業で活動を終わらせるんじゃなくて自分で考えてより使いやすい形にしたり、愛着を持たせるってのはすごく環境教育にとってもその子の人生経験にとっても価値があると思う。

環境教育は自発的に考えたり行動したりすることを促すのに有効で、それを感じてくれた児童がいたことは自分にとっても自身になった。

 


何より子供達が楽しそうに授業に参加したり、迎え入れてくれた空気感はとても居心地がよくそのような雰囲気作りをしてくれた先輩隊員は本当にすごいと思う。

こういった活動を任地でもできたらなーと

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