アフリカの無心文化
ボツワナに来て一番違和感を覚えるのが無心文化について。
スリランカでは経験しないくらい、お金やものをくれと言われる。
ホームレスとか物乞いとかそのレベルではなく、普通に歩いていて言われる。
なんならオフィスの人にも言われる。
外にいて言われる分には多少気にならないけれど、配属先に言われるとかなり気分がわるい。
いつもお金やものがないことにしているけれど。
気になって無心について調べたけれど、アフリカでは一般的な文化みたい。
自分はものを持っていない、だから持っている人とシェアをしてなんとかしていこう。
みたいな文化が発祥でそれがいまでも根付いている。
だからペンの貸し借りやお金の貸し借りも多く行われている。
ただ日本と違うのは大抵それは返ってこない。
そして外国人に対して無心する人が多い。
ボツワナ人同士でお金をくれと言っていることは見かけないので、そこには明確な差を持って彼らは言っていると思う。
そういったことも踏まえるとあまりいい文化と言えない。
これはあくまで外から見る視点だけれど、外国人=お金を持っている。だからお金をもらう。という考えは僕はなかなか受け入れられない。
おそらく、僕がお金をくれと言えば、その時お金を持っていればくれると思う。
だけど、それはやりたくないし、気持ち的にできない。
ボツワナ人からはここでの生活や活動でのサポートなど多くのtakeをもらっている。
なので何かしらのgiveはしていきたいと思っている。
それはお金ではなく活動で示せたらなと思う。
無心に関して、気分は悪くなるけれど、基本的には無視していいことだから、そうやって対処していけばいいんじゃないかなと思う。