活動の振り返り2
配属先主催のワークショップに参加
ある金曜日の夕方、急に配属先が翌週からワークショップをすると聞いてその準備。
わかってたならもっと前に言ってよと思うんだけそう上手くは行かないのがボツワナ。
貰ったテーマは3Rについて。対象は各村のリーダーや校長先生ということだったので、実践的なことをしようと思い、ロールプレイを取り入れてみたり。
このワークショップについてはほとんで現地語で行われていて何を言っているのかわからないけれど、意見交換や住民の質問とかやっていたから、おそらく行政の清掃活動やその問題。今後の政策についての話とかそんなあたりだと思いつつ参加する。
言葉がわからないのは本当にもどかしい。
当然、住民からいろいろな意見が出て、オフィスがそれに対して答えたりしてたけど議論ばかりで実際に何かするってことはしなかったので勿体無いなというのが印象。
3時間くらいずっと話す(しかもパワポなどの視覚情報無し)って双方辛いと思うのだけれど、多分それがボツワナ流
自分は言語面の伝わらない点が多いから、パワポを使ったり、ロールプレイをしたりと見てわかってもらえるよう工夫している。
いざ自分の番が来る。
まずはゴミの責任はだれにある?ということを気づいてもらうため、ポイ捨て演劇。
自分がその場でポイ捨てをして見せて、誰に責任がある?と聞いたら満場一致で自分に責任があると答える。
だけどみんなポイ捨てしている。なんで?と聞いたら苦笑い。
お店のロールプレイにて、店でよく聞くフレーズ「レジ袋はご利用ですか?」と聞くとみんなYesと答える。
自分はマイバック使ってるよ。これはReduseだし、Reuseだと伝える。
Recycleに関しては説明が難しいけど、しょうちゃんのところでやった新聞紙バックを持っていき実物を見せる。
学校教材や住民への教材提案としてこういった取り組みがあるよと話す。
最後にこの話をここだけにとどめずにコミュニティ全体にシェアしてね。で終わらせる。
3Rはゴミを自分で管理する一つの方法ってことは伝わったんじゃないかな?
各地域5カ所でワークショップを終えて、自分の活動に興味を持ってくれる人も何人かいてそれが一番嬉しかったよ。
そして何よりもこういった機会を提供してくれた配属先には感謝しかないし、言語面が不十分な自分の話を現地語に翻訳してくれたからこそ
ここまでの成果になったんだと思う。
自分ではなく配属先が主役ということを忘れないよう、配属先に感謝しながら活動を続けていこう。