筋トレをすることは別にマッチョになりたいわけではなく、筋肉量を増やして体脂肪率をあげて脂肪を燃えやすい体を作ろうってこと。だから高負荷の筋トレを短期間行うのではなく、長期的に行うことが大切。だけどわかるよ、みんな夏までに痩せたいよね。そういうときは「ダンベル何キロもてる」を見て効率的にかつモチベーションを高く持って行うといいよ。以上、今期に見たいアニメの紹介。
タイトルと内容が全く一致しないことでお馴染み、どうもyoshiです。
今回はとっても読んで心が温まったお話。
賽助著 「はるなつふゆと七福神」
自分にとってマイナスなところも見方を変えればプラスになる。何もないけど、何もできないわけじゃない。それは人間だって神様だって。
ネタバレになるので詳しいことは書かないけれど、失業中の榛名都冬とマイナーな七福神・福禄寿と寿老人を題材にしたお話。
自分には何もないと思う人はいると思う。特に仕事で失敗した時や、人間関係でうまくいかない時もある。
そういう時は悲観的になって自分にできることはない、役に立たないと思ってしまうこともある。
だからそういう時に神様にながったりするけれど、案外その神様がなんの神様かなんてことを自分たちは知らなかったりもする。
そうなってくると神様でさえ願いが叶えられないものが出てきたり、今回の主要神様、福禄寿と寿老人なんてもはやなんの神様なのか知っている日本人はどれくらいいるのだろうか。。。
「人はいつ死ぬと思う。人に忘れられた時さ。」かの有名なワンピースの中に登場するDr.ヒルルクの名言。
人間だとコミュニティから切り離された時、神様だと信仰を忘れられた時、自身の存在意義を見失ってしまって死んでしまうのと同義に思うことがある。それほどコミュニティからの認知はは大切なのだと思う。
自分のコミュニティが多ければ多いほど、良いときもあればあまり多すぎても自分お存在意義がわからなくなる人もいるようでその辺りにバランスはとても難しい。
だけどこの物語で、都冬が神様同士の争いを止めたように、Dr.ヒルルクがチョッパーの心を救ったように、その人にしかできない解決策や良さというものを誰しもが持っていて、それはなかなか自分自身では気づかないものである。
人から受けた優しさは案外もらったほうが覚えているものである。
この物語のラストに、神様が来るきっかけとなったことを都冬は神社に参った子供に教える。その子に神様が訪れるかどうかは別として、きっかけを、作法を、言葉にして伝えるということは大切で、自分がコミュニティと切り離されてしまった感じる理由は大抵の場合、コミュニケーション不足だったりまする。
中には、とんでもなく理不尽に切り離されることもあるけれど、それこそ縁がなかったということなのだろう。
何が言いたいかというと、人はそれぞれ良いところも悪いところもあって何かを補完しながら生きているよということ。
ただ、悪いことは自分で見つけやすく、いいところを逆に自分からは見つけにく。でも裏を返せば相手から見たらとんでも無いものを持っているのだから、時間をかけて良さを発見していくのでいいのではないか。
そんなことを思いながら読み終えた作品。