既知との遭遇
任地に帰るとホームに戻ってきた感がある。
だけど、2週間ほどハボロネのドミトリーで生活をしていると任地の感覚が鈍っていくもの。
首都はなんでも揃っていて、ドミトリー生活で苦になることはない。最近は蝿が増えていてそれが少し不快なくらい。
それくらい長期で家を開けていると自宅にはいろいろな変化があった。
植物の成長
雨季ということもあり、入居当時には気にならなかった植物たちが急成長。
外の洗濯場まで行くのにも植物が邪魔をして行きにくい。
布団を干そうと思ったら、植物の種子がくっついたりしてなんだか余計汚くなった気が。
まきびしみたいな植物も生えているので玄関に着く頃には靴の裏にトゲトゲしたものがついている。
たまに家の中に持ち込んでいるみたいで、素足で踏むとめっちゃ痛い。
裸足で駆け回っているボツ人の子供たちの足の裏は多分鉄でできているんだと思う。。。
虫の発生
以前から小型のゴキブリがキッチンにたくさん出没するのでゴキブリホイホイを設置していた。
帰って見てみると無数の彼らがとらわれており、乾燥してカピカピになっていた。
この時、自分は大成功したなと心の中で思っていた。
彼らをお風呂場で見るまでは。
夜、シャワーを浴びようと浴室を確認すると、今までボツワナでは見たことないくらいの巨大なゴキブリが浴室にいた。
もう声にならない悲鳴をあげた。
スリランカや福岡にはあれくらいのゴキブリは稀に見る。
特に祖父母の家にいた時。
だけどボツワナで見るやつらはせいぜい1cmくらいでそこまで恐怖を感じてなかった。
ただ今回のは7-8cmくらいあって本当に恐怖しかなかった。
やはりここは任地で色々起こるものだとしみじみ感じた。
そしてあまりうれしくはないのだけど、巨大なゴキブリを見て地元福岡を思い出すという。
そんな既知との遭遇をしてノスタルジーに浸った。