旅LIFE 真っ白な切符

自身のメモ帳 途上国生活で0からどこまでやれるのか 特に内容も決めてないので毎日更新目標に。主には環境、国際協力、教育。one day one pic も目標。

スリランカ人は勉強熱心?

年明けぐらいからステイ先の娘の家庭教師が始まった。

家庭教師と言ってもマンツーマンではなく近くの子供達も集まり集団塾みたいな感じ。

最初週二回って聞いてたのがいつのまにか毎日のように行われてる。

来週テストだからそのためかも?

昨日というか今朝3時ごろもなんとなく起きたら娘が電気つけて暗唱してたし。

 

 

なんでこんなに勉強するかというと、スリランカは大学の数が少なく、しかも日本で言えばセンター試験みたいなのを受けて上位順から入学できる仕組みである。

そして大学を出ないと所謂いい職に就けない。

だからスリランカ人は将来のためにめちゃくちゃ勉強する。

だけど、スリランカの勉強は詰め込み教育で暗記をどれだけしたかによる。

そしてできる子はどんどん進みできない子はどんどん置いていかれる。

そのため多浪する人も多いし、競争から溢れた人はニートになる人もいる。

 

 

詰め込み教育で育った人が行政につくため、応用の効かないことが多い。

計画がなく改善しようとする意識が低い。

そのためインフラやその他行政業務は無計画で行き当たりばったりな活動となる。

もちろん彼らは町を良くしようという心意気があるのであまりに変な方向へ行くことはないというのが救いの点である。

 

この想像性や創造性の課題に関しては、幼児教育や小学校教育、その他情操教育に関わる隊員の方がなんとかしようと毎日取り組んでいる。

詰め込みだけではなく、応用をきいた問題を解かせたり、考える時間を設けたり大変な活動だ。

 

 

スリランカ人は真面目で熱心である。

ただそこに主体性があるのか。家族との関わりが強いが故、親や教師の言う通りやる子が多い。それを文化だということは簡単だが、それでは彼らの未来は周りから言われた未来になってしまう。

それはあまりにもったいない。自分のことは自分で決め、やりたいようにやるべきである。

勉強はそれを広げる手段である。

たくさん勉強し、やりたいことをやるための1つの手段として使って欲しい。

 

 

ステイ先の娘は賢い子である。

そういった子が型にはまる仕事をするのではなく、将来的にスリランカの為になることを想像して仕事をしていくことを陰ながら応援している。

 

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二階玄関前の勉強広場

自分の出入口だから気を使うのが難点。。

 

260日/730日

 

 

 

 

 

 

 

ただ問題は二階の玄関前(自分が使用する出入口)で行われてるので気を使う。